肉離れの施術
何度か投稿したことのあります
『肉離れのテーピング』
本日、前夜のスポーツで『ふくらはぎの肉離れ』のお客様が来院されましたので許可を得て投稿します。
自分は、肉離れのテーピングはこれが1番と思っています。部位によってはしずらい場所もありますが。
画像は、手書きの説明と実際のテーピングです。
今回の肉離れと思われる箇所は2枚目の画面上部ホクロのある辺りです。
今回は伸縮性のあるテーピングでしています。
肉離れをしているの下の方から斜めにテーピングをしていきます。
テーピングは引っ張り気味に、イメージは左右から挟み込んでいく様にし、少しでも損傷部位の繊維のズレが起きない様にして回復を早めていきます。
絵心のない手書きの説明でご理解をいただければと思います。
だいぶ痛みは減り改善した様ですが、筋肉繊維は損傷していますので、実際にも損傷部位らへんで突っ張る様な違和感があります。
痛みが改善しても『それなりに回復には日数がかかる』
ということはご理解を。
例えるなら、刃物での切傷をその場で元通りとはできませんよね。
治るためにはかかる日数と過程があります。
痛みが無くなったら損傷もその場で元通りなんて事にはなりません。
自分にできることは尽くし、あとはお客様の自己治癒力を高めるお手伝いも。
以前の投稿でも説明しましたが、肉離れに上から下に1〜2本だけのテーピングはないと思ってます。
治りが悪いか再発。結果、その時の施術所への通院がかさむ事になると思います。
施術の時には鍼治療もしていました。
鍼の面白いところは、患部は深い部分にあっても表面上に浅く刺すだけでも効果が起きるところです。
画像の鍼も、数ミリほどしか刺してませんが施術後は肉離れの違和感がかなり軽減したと感想をいただきました。
自分たち施術家のできることは、鍼で治る、治した。という事はなく。
あくまで、痛みの軽減、回復を早める、自己治癒力の向上など
お客様ご自身の回復力の手助けです。
『治る、治した』は、ご本人のもともと持っている自己治癒力、回復力です。
そこに出来るだけサポートしていけるかだと思っています。
